
カエルは水辺や森林に生息する肉食性の両生類です。卵から孵化すると尾を持つ「オタマジャクシ」となり、成長とともに手足が生えて尾が消える「変態」を経て陸上生活ができる成体になります。成体は主に昆虫やクモなどを食べ、乾燥に弱いため皮膚呼吸を併用します。
日本で見られる代表的なカエルの種類と、それぞれの特徴は以下の通りです。
日本の代表的なカエル
- ニホンアマガエル:体長3〜4cm。鮮やかな緑色で、周囲の環境に合わせて茶色などに体色を変えられます。前後の足に吸盤があり、草木の上や壁を登るのが得意です。皮膚から毒を分泌するため、触ったら必ず手を洗う必要があります。
- ニホンヒキガエル:体長10〜15cm。大型でどっしりしており、体表面にいぼ(疣)が多いのが特徴です。主に夜間に陸上で活動し、あまり跳びはねずに歩いて移動します。耳腺から強力な毒(ブフォトキシン)を出します。
- トノサマガエル:体長6〜9cm。背中に緑と黒のマダラ模様があり、中央に1本の白い線が通っています。ジャンプ力が高く警戒心が強い、水田や池を代表するカエルです。
- ウシガエル:体長10〜20cm。北米原産の外来種で、非常に大型です。「モー」と牛のような大声で鳴きます。貪欲な肉食性で、昆虫だけでなく魚や他のカエル、小型の鳥類まで捕食します。
- ニホンアカガエル:体長4〜7cm。赤みがかった茶色の体色が特徴です。背中の側面に2本のまっすぐな線(背側線)があります。冬眠の途中で目覚めて、1月〜3月頃の非常に早い時期に産卵します。
- シュレーゲルアオガエル:体長3〜5cm。アマガエルに似ていますが、鼻から目にかけての黒い線がありません。水田のあぜ道などに泡状の卵の塊(泡巣)を産むのが大きな特徴です。
